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琉球藍染め

― 想いを軽やかに纏う ―


琉球藍染め ― 想いを軽やかに纏う ―

沖縄本島の藍染めは「琉球藍」と呼ばれる、日本では沖縄県だけで栽培される原料から染められています。作家・澤地久枝さんの『琉球布紀行』では、琉球藍は、紅型や芭蕉布、琉球絣など多くの沖縄の染織に使用されてきた歴史があると紹介されていますが、現代ではストールやバッグなどモダンなアイテムを染めるのにも用いられています。

工芸品あるいはファッションアイテムとしての藍染めは、言葉で表しがたい独自の魅力を放つ存在です。手間と時間と労力をかけて染め上げられた深い藍色や、自然の力と職人の経験・勘が合わさって生まれるグラデーション。軽やかさを湛えながら、その一方で、どこまでも深い。藍染めだけが持つ、思わず見惚れるほどの美しさを、私たちは日々自信を持ってご紹介しています。


琉球藍染め大判ストール

私たちゆいまーる沖縄では、作り手の生み出したものを仕入れるだけでなく、自ら企画しプロジェクトを立ち上げ、クリエイターや作り手と力を合わせながら、藍染めを用いた今の暮らしに自然に取り入れられるアイテムを生み出してきました。その背景には、藍染めの原料となる「琉球藍」が直面する危機的な状況がありました。


藍の収穫

琉球藍を栽培して染料の元となる泥藍を製造するのは、労働の過重さに対して品質を一定に管理することも難しく、大きな規模で泥藍を製造するのはごく一部の製造所です。泥藍を製造するだけでもかなりの手間と時間を要するのですが、その原料である琉球藍の葉自体も収穫して納品しても他の一般的な農作物に比べて利益はそう多くないため、琉球藍の製造者は時代とともに減り続けています。

藍甕

そんな中で、琉球藍を使って今の暮らしの中で広く使われるアイテムを生み出し、新たな<使い手>の方たちと結びつけることで、これまで接点のなかった方々に琉球藍を知って欲しい。そうしていずれは、琉球藍に関わる仕事がしたいという方が現れたりして、藍の栽培・製造が今一度盛り上がっていって欲しい。そうした考えのもと、プロダクト開発以外にも、実店舗に琉球藍の関係者を招いてのトークやディスカッションなど、琉球藍の現状を知ってもらうための活動も行ってきました。


2017年6月24日開催 aimun新作リリース企画「琉球藍を見る・知る・育てる」

2016年4月6日開催 琉球藍を知り、語る ―今と未来―


aimun pouch

暮らしの中に取り入れることで毎日がちょっと楽しく、いい気分で過ごせる。それが作り手の経験や生活の糧となり、沖縄に昔からあった琉球藍染めが未来へと続いていく。ちょっと大げさに聞こえるかもしれませんが、そんなサイクルのささやかな一助になれたらと思い、藍染めのアイテムを扱わせていただいています。あなたも一つ、手に取ってみませんか?




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