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 「ひと手間」がもたらす豊かな時間 やちむん×彩ごはんの食卓

[4]セーファン(菜飯)

沖縄の陶器「やちむん」を使って、まずはできる範囲からでも手をかけたお料理をしっかりと作り、自分らしい食卓を楽しむためのこの企画。那覇市首里の沖縄料理のお店「彩ごはん うない」の運天姿子(うんてん しなこ)さんに伺って、お料理の作り方とポイントをご紹介していきます。


今回チャレンジしていくお料理は「セーファン」。漢字では「菜飯」と書き、切りそろえた具材を綺麗にご飯の上に並べて香り高い鰹のお出汁を注いでいただく、見た目にも華やかなお料理です。

「テーゲー」と呼ばれるおおらかさが特徴の沖縄料理の中では珍しくも感じられる存在ですが、それもそのはず。前回の「ミヌダル」と同様に、もともと王朝時代の宮廷料理として食されてきたお料理なのだそうです。名前の響きには、交易のあった中国の言葉の影響が伺えます。

セーファンアップ


卒業や進級、就職と、お祝いの多いシーズンですが、おうちでお祝いに取り入れれば食卓が華やぐこと間違いなし!の一品です。彩り鮮やかな見た目ですが、ほとんどの具材は1つの鍋で同時に茹でるだけという、意外に作りやすいことも魅力です。ぜひチャレンジしてみてくださいね!
[セーファンの作り方](4〜5人前)

セーファンの材料 材料
・ニンジン 50g
・干ししいたけ 5枚
・油揚げ 3枚
・からし菜 80g
(なければチンゲン菜や小松菜等も可)
・卵 2個
・かまぼこ 100g

・煮汁
┗カツオ出汁 1カップ
┗砂糖 小さじ1/2
┗塩 小さじ½
┗醤油 小さじ1

・かけ汁
┗カツオ出汁 3カップ
┗酒 大さじ1
┗砂糖 小さじ1
┗塩 小さじ1
┗醤油 小さじ2
┗生姜汁 少々
 (あれば鶏出汁 2カップ)



セーファンひと手間ポイント

ひと手間ポイント!

レシピでは、カツオ出汁を全部で4カップ使うことになりますが、多めに作ってたっぷり使うのがうない流だそう。セーファンに限らず沖縄料理は出汁をしっかり使うことで美味しく仕上がりますよ! もしあれば、鶏の出汁を混ぜて使うと、より深みのある味わいに仕上がります。




1. からし菜は程よく茹でて5センチの長さに切る。干しシイタケは水で戻して薄切りにする。ニンジンも5センチの長さで短冊切りにする。油揚げはさっと湯通しして5センチの長さに切る。

1-1 1-2
1-3 1-4


2. 卵は薄く塩味をつけて薄焼き卵にしたあと、細切りにする。
2-1 2-2



3. 鍋に煮汁を煮立てて具材を混ざらないように煮含める。
3-1 3-2



4. 別の鍋にかけ汁の材料を煮立てて最後にしょうが汁を加える。
4-1 4-2


5. 少し大きめの飯椀にご飯を盛り、その上に具を彩りよく綺麗に並べる。そこに熱々のかけ汁を注いで、いただきます!
4-1 4-2





すっきりコンパクトに盛るなら4寸マカイ、余裕を持たせてしっかり盛り付けるなら5寸マカイがお薦めです。

KIBIJIROWAN(M)BROWN/serumama
■KIBIJIROWAN(M)BROWN/serumama
 


KIBIJIROWAN(M)BROWN/serumama
■KIBIJIROWAN(M)BLUE/serumama
 





撮影協力/首里 彩ごはん うない
住所/沖縄県那覇市首里汀良町1-32-1-1F
TEL/098-988-9595
http://u-n-a-i.blogspot.jp






[今回使用した器]
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